珍説・入試改造論

『人より高度な知能を持つ仮想生物が直立二足歩行をしていないとすると、それは現在知られている生物の中で、どの生物の子孫で、どのような生態で、どのような環境に生息していると予想されるか。その仮想生物を図示し、その図および、そのように予想する理由を説明せよ』

という問題が、過去、某国立大学で出題されたそうです。

 

これって、センター入試に変わって思考力やら表現力やらを問う入試問題として英語では外部業者の判定テストを活用するてな話のアンチテーゼになるんじゃないの……

なんてことも考えられるんやないかとも思っておりましたら、外部業者テストのスコアを合否には使わない旨を、東京大学が一番に表明しました。

 

ヒットする漫画、あるいは小説などの条件の一つとして、魅力あるキャラクターの造型が上げられることは、以前にも拙ブログで触れたかと思いますが、この某大学の入試問題は、そっくりそのまま漫画のキャラクターを作成するためのきっかけとしても使えます。

 

現在、漫画制作を学ぶ学科を作っている私立大学もありますが、ほんとうは東大なんかが本腰を入れて漫画制作学科なんて作って卒業生が文部科学省のキャリアかなんかになると、日本はもっと面白くなるような気がするのは、アタクシだけで……

 

(オマエだけや!)