森友文書書き換え問題から〜常識が壊されない働き方改革を〜

働き方改革

では、労働時間、残業時間、あるいは専門職の裁量時間制や非正規雇用者の雇用期間などについて主に論じられているようですが、実は、仕事の内容にも目を向けなければならないように思います。

 

決済文書が書き換えられていた、学校法人森友学園への国有地売却問題では、担当した男性職員が自ら命を絶たれたという報道がありましたが、

《常識が壊された》

という言葉を残されていたようです。

 

昨今、組織内の不正を内部から告発する人を保護する動きもありますが、そんなだいそれたことができる方は少ないように思います。

かといって、

「こんなところでやっていられるか!」

と卓袱台を引っくり返して辞表を叩き付ける愚かしさは、アタクシもよ〜く存じております。

完全に組織の歯車として働くことに徹している方もいらっしゃるかとも思いますが、多くの人は、

「これでいいもか……」

という葛藤の毎日を送りながら、自分の中でなんとか折り合いをつけているように思います。

 

歯車に徹することもできず、内部告発も卓袱台返しもできない人の為の、

働き方改革

なんて視点もあってもいいのではないかと思いますので、与党でも野党でも、どなたでも構いませんから取り上げてくださらないでしょうか……