歌を歌うのと同じく、小説の書き方についても誰かの指導を受けたということはありませんが、小説現代(講談社)4月号のショートショートコンテストに拙著、『じいじには内緒だよ』が入選いたしました。
ほぼ毎月応募しておりますが、昨年の『天啓博士』以来の入選になります。
今回は、棺桶から死者が手を出してきたら……
という着想があって、もらった恋文が気になって成仏できない娘の幽霊の古典を次に思い出してできた作品です。
とっても怖いストーリーになりそうなアイデアだったんですが、ベテランの奥様に御覧いただきましたところ、最後の5行で笑ってくださいました……
よろしければ、御覧ください。
でも、正直、これが入選することはないだろうと思っていましただけに、ちょっとびっくりしてしまいました……
面白いもので、ぼちぼちモチベーションが下がり始めたころにこんなことになるというところに、小説現代・ショートショートコンテスト編集部の企みがあるようにも思ってしまいます。
でも、次の作品がまだ捻り出せていません……