女子スキージャンプで、高梨沙羅選手が男女を通じて前人未到の５４勝をあげました。
昨シーズン、あと１勝で新記録達成というところまできながら、ヨーロッパ勢の台頭にその１勝がなかなか得られぬままに１３ヶ月、１５戦ぶりの勝利でした。
遠かった１勝……
と言えるかもしれませんが、だからこそ意味のある勝利なのかもしれません。
本日の高梨沙羅選手のすばらしい報せにとどまらず、冬季オリンピック、パラリンピックが開催されたこの冬は、喜ばれて好まれたニュースが数多くあったように思います。
でも、昨年の大相撲の暴行問題を巡る貴乃花親方の対応に関する書籍が書店に並んでいるのを見かけ、森友問題をテーマにした本が積まれているのを見ますと、世の中、喜ばれることばかりが好まれているとは限らないようにも思ってしまいます……
できるなら、好まれているけれど喜ばしくはないニュースよりも、小さなことでも喜ばしくて好ましい知らせに数多く接したいと思います。
高梨沙羅選手、おめでとうございます！
そして、ありがとうございます！
