森友問題を巡る文書書き換えに関する、佐川氏への証人喚問が、昨日実施されました。
御覧にならなかった方々は、各メデイアのニュースや記事などによって概略を知ることができたかと思いますが、アタクシ、ちょっとだけ中継を見ておりました。
面白かったのは、質問する野党の皆様方でございました。
事実を解明しようという姿勢で不要な感想や目的から外れた質問をされない方と、そうでない方、たとえば佐川氏の答弁に対して、
「あなたの言うことは理解できません」
「何をおっしゃっているのか私にはわかりません」
という台詞を口にされる方がいらっしゃいました。
以前、拙ブログにて『意味不明か理解不能か』てなことを記しましたが、この証人喚問で、
「理解できない」
「わからない」
とおっしゃった方々は、自分の思うような回答が引き出せなかったということを、もっと言うなら、自分のシナリオ通りに答えてくれない人の言葉は理解不能で退けるというご自身の態度を示していらっしゃるように、アタクシ、感じました。
そうした方々は、最後に、
「部下に対してどう思うのか……」
とか、
「全国の真面目な公務員に対してどう思うのか……」
とか、それって本来の疑惑と関係ない、感情に訴えるパフォーマンスに見えるような、あるいは昨今の言葉で申しますと印象操作ではないかと勘ぐられてしまうような質問やおまへんか……なんて、根性の曲がったアタクシが思ってしまうようなことをおっしゃていました……
世の中、声のでかい奴が勝つ、なんてことが言われますが、その他、相手の発言に対して、
「わからない」
と述べ、捨て台詞のように本筋からズレた感情論を持ち出すような御仁は、内心、うまくいってないことに焦りを感じていることを表明しているのではないかと思いますが、どないなもんでおまっしゃしゃろ……
ついでに申し上げますと、そうしたお方ほど、相手の言葉を我田引水のように解釈して、鬼の首を取ったように周囲にアピールする傾向があるようにも思います……
てなことを例によって例の友人に話しましたところ、皆さんお察しの通り、
「キミの場合、全部、それが自分に当てはまることやということに、早く気づくべきやろ」