《蚊帳の外》か《置いてけぼり》か……

運動会をきっかけに、南さんがみんなとの約束を無視するように手を差し伸べて北さんとの融和ムードが醸し出した結果、米やんも北さんと会うて話しまひょか、と急に決まったかと思ったら、北さんは、ちょっと疎遠になっていた感のある中さんとこっそり会うていたてなことになって、

「日ノ本君だけ《蚊帳の外》に置かれる」

「日ノ本君だけ《置いてけぼり》を食う」

てな見出しの、あるいは解説する学級新聞が出て、

《蚊帳の外》

《置いてけぼり》

と、どちらがより正確に日ノ本君の立場を表しているのかなぁと中学生の頃、気になったことがありました。

 

「今までは、南さんとも米やんとも一緒にこうしようねって話し合っていたのに、二人とも急に北さんとお話することにして、私だけ話し合いの仲間に入れてもらえないなんてひどい……」

なんてことなら、無視されて不利な立場に置かれる、つまり、

《蚊帳の外》

ということになるのではないかと思いました。

 

でも、

「今まで、南さんも米やんも私と足並みを揃えて北さんにプレッシャーをかけて目標を達成しようねって言うてたのに、私を無視して抜け駆けするやなんてひどい……」

てなことなら、置き去りにされた、つまり、

《置いてけぼり》

ということになるのではないか思いました。

 

「どっちにしても、森友君の問題で日ノ本君を振り回している人たちのせいもあるんやないかと思います!」

なんてことを、後先考えんと手を挙げて発言したら、以後、何かあるたんびに、

《蚊帳の外》

に置かれることが、また知らん間に、

《置いてけぼり》

を食わされることが、アタクシの人生にはちょいちょいありまして……

 

なんて話、うっそピョ〜ン!

今日は4月1日、エイプリルフールでしたぁ……