官僚の組織的コミュニケーション論

イラク南スーダンの日報があちこちから出てきた件について、

防衛省の日報問題は、前防衛大臣の指示が不明瞭だったことが原因のようですね」

という話題が、半年ぶりにお会いいたしました方々との会話の中で出ましたので,

「森友問題にまつわる書き換え文書の存在が明らかになったときには、財務省の官僚の忖度が働いていましたのに、防衛省ではどうして忖度がなかったんでしょうね……」

てなことを述べましたら、

「組織では、忖度する場合と自分で勝手に解釈する場合がありますからね」

とおっしゃいましたので、

「どういう場合に忖度して、どういう場合に勝手な解釈をするんでしょうね」

と尋ねましたら、

「どちらも自己防衛の場合でしょ」

 

日経新聞の電子版では、

《前門の財務省、後門の防衛省

なんてうまいタイトルをつけておりました。

 

そんなタイミングで、またしても加計学園獣医学部新設に関する不正疑惑に関して、首相秘書官と知事とのやり取りを記したメモがあるとかないとか、そんなことがクローズアップされてまいりまして、さて、森友、日報、加計獣医と三つ並ぶと、今度はどんな論議や言葉が飛び出して来るのか、不謹慎ではありますが、ちょいとわくわくしておりますのは、アタクシだけではないのではないかと……

 

え?

(オマエだけや!)