♯Me to(私も)と書かれたプラカードを掲げてセクシャルハラスメントに抗議する意思表示をしている女性議員の写真を掲載して、
「少なくとも私にとってセクハラとは無縁の方々です。
私は皆さんに絶対セクハラはしません」
と書き込んだ自民党の長尾衆議院議員に、批判が集中しています。
ご本人は冗談のおつもりのようですが、冗談ではありません。
冗談とは何かということが分かっていない国会議員が相変わらず存在することを示すプラカードを掲げて、
〈私も〉
と表明しているようにも想います。
しかも、下村議員の発言が物議を醸したこのタイミングですから、首相といたしましては、古代ローマで腹心の部下に暗殺されたカエサルの、あの有名な、
「ブルータス、お前もか……」
をもじって、
「〈私も〉ではなく、長尾〈お前もか〉……」
なんて台詞も言いたくなるようなことではないかとも思います。
安易な流行語大賞の候補とするにはあまりに真摯な〈♯Me to(私も)〉という言葉ですが、たとえば、
「私、酎ハイ!」
「私も!」
なんてときに、
「お前もか!」
てなツッコミを入れて流行らせて、
「私も! お前もか!」
とセットで流行語大賞の候補にするというアイデアはいかがで……
ボカ1 ドス! ゴン!