安全な恐怖

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ザ・フライング・ダイナソー」の緊急停止で、宙づりのまま恐怖にさらされた方々にはお見舞い申し上げます。

 

 

脱走した平尾容疑者が潜伏していた別荘には、警察官の捜査が入っていたようですが、屋根裏に潜んでいて発見されなかったそうです。

 

子供の頃に興じたかくれんぼで、隠れた近くを鬼が通ったとときのたまらない緊張感を思い出しました。

 

子供はかくれんぼや鬼ごっこに興じ、ホラー映画や恐怖小説を好みます。

ジェットコースターはともかく、お化け屋敷の歴史は長いように思います。

 

以前から、人間にはどうして安全な恐怖が必要なのだろうか、という疑問を持っておりますが、つらつら考えてみますと、恐怖が人間を進化させてきた原動力になっているではないかと思い当たりました。

 

恐怖から遁れて安全を確保しようとする遺伝子が人間の中に組み込まれていて、それが安全な状態にあっても恐怖を求めるのではないかと思います。

 

不謹慎なことを書いてしまって申し訳……

 

え?

(いつも不謹慎やないかい!)

 

失礼いたしました。