今朝のNHKの〈インタビューここから〉のゲストは、別冊マガジン(講談社)に連載されている『進撃の巨人』の作者、諫山創さんでした。
初めて『進撃の巨人』を見た時に、
「この発想はいったいったいどこから来たんだ!」
と衝撃を受けたことを、今も覚えております。
その発想の原点を、今日、知ることができました。
取り囲むカベは、生まれ故郷を囲む山で、巨人は、ネットカフェでアルバイトをされていたときに訪れる、何を言っているのかわからない理不尽な酔っ払いのおっさんだそうです。
非常に興味深かったのは、作品のメッセージは何か、と問われて、メッセージはないと答えた後で、
「被害者だと思っていたら加害者かもしれない……」
《自分を疑うこと》
とおっしゃったところです。
なんだか、インタビューに答えながら自分自身の中にあって意識していなかったことに気がついた瞬間を見せられたようでした。
また、学校で出された課題などには、まったく課題とは関係ないことを書いた、
《何か表現するときはルールを守らなかった》
と述べておられたところにも魅かれました。
諫山さんの進撃はこれからも続くでしょう……
(ベタなオチ!)
失礼いたしました。