〝二の〟用法

昨夜の『未解決の女』(ABCテレビ)最終回の最後に、

「汚名は挽回するものではなく、返上するもの。挽回するのは名誉」

てな台詞がありまして、そこで初めて、

 

《汚名返上》

《名誉回復》

 

これが正しくて、もしかしたら間違って使っていたことに気づいた方がいらっしゃったかもしれません。

 

よく間違われる言葉としては、他に、

 

《二の足を踏む》(たけらい、尻込みすること)

 

 

《二の舞を演ずる》(前の人の失敗を繰り返すこと)

 

があるそうですが、

 

《二の舞を踏む》

 

と、言い間違えても、

(前の人の失敗を見て尻込みすること)

てな意味にはなりません。

 

《二の足を演ずる》

 

も、

(尻込みを繰り返すこと)

にはなりません。

 

《二の句がつげぬ》(驚き、あきれて次に言うべき言葉が出ない)

 

 

《二の矢がつげぬ》(同じことを繰り返す力が残っていないこと)

 

 

も誤って使われているかもしれません。

 

毎度、こんなkとばかり述べておりますブログですから、読むのは、

 

《二の次》(あとまわしすること)

 

なんて方もいらっしゃるかもしれませんが……

 

ブツ ピー……

 

切らんといてください!