今朝の《サワコの朝》(MBS)のゲストは、俳優の大泉洋さんでした。
お母様が車に乗っている時に、音楽ではなく落語のテープをかけていらっしゃって、
「それで子供の頃、落語にはまって……」
と話されたときに、
「子供に落語はわからないのでは……」
と佐和子さんが返されましたが、実は、子供に落語は分からないというのは、大人の思い込みでしかありません。
別に、テレビでやってた寿限無が流行したから…… なんてことが理由ではありません。
アタクシが落語に触れましたのは、中学のときでしたが、あの田舎家かかし師は小学校3年だか4年だかで落語の面白さを悟ったそうです。
他にも、子供の頃から落語をされていた方もいらっしゃいます。
落語の面白さは、理解するものではなく、感じるものではないかと思います。
「細かいところはなんやようわからんけど、面白い……」
と感じ取る、つまりそういう感性があるかどうかではないかと思います。
「落語は古い話やさかい、その時代の知識がないといくら聞いてもわからん」
てなことをおっっしゃる方は、たぶん、そうした感性をお持ちでない方ではないかと思います。
別に本日の大泉洋さんに限りませんが、
「この方は、楽しむ感性をお持ちの方なんやな……」
なんてことを思いました。
ですから、アタクシも……
え?
(周囲の人も巻き込んで楽しむ感性を持っている人と、自分だけ楽しいと思うてるアンタの感性はちゃうで!)