『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題7〜《幸せだ、とはどいうことですか?》

出ました!

 

《幸せだ、とはどういうことですか?》

 

ジョン・スチュアート・ミル

〈幸せかどうか自問してみるがいい。とたんに幸せでなくなるから〉

 

メーテルリンクの『青い鳥』を思い出しました。

 

ホントは、たった今まで幸せだったはずなのに、改めて自分が幸せかどうかを考え始めると、たちまち幸せでないような気になってしまう……

 

ジョン・F・シューメイカ

〈この守秘時代を生きる私たちは幸せさがしの強迫観念にとりつかれている〉

 

セーレン・キルケゴール

〈みな息つく暇もないほど大慌てで喜びを追うから、喜びを通りこしてしまうのである〉

 

中島敦先生の『山月記』のように虎になってしまうことが幸せかという問いかけに対しては、人間でなくなれば幸せという感覚もないというご意見もあるようですが、こう考えますと,意識しないからこそ幸せであるという意味で、虎になる幸せもやっぱりあるかと思います。

 

とはいえ、幸せを感じてこそ幸せであるはずの人間が、幸せを感じない中に幸せがあるという幸せは我々が追い求めている幸せではないというか、追い求めると幸せは幸せではないという……

 

どないやねん!

 

ええと、こないなブログでも御覧になっておられるうちは、やっぱり幸せではないかと……

 

ボカ! ドス! ゴン!