オウム真理教幹部死刑執行と津久井やまゆり園の事件発生から2年

今月6日に死刑が執行された7人に続き、残っていたオウム真理教の6人の死刑囚の刑が執行されました。

 

また、今日は、相模原市知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件の発生から、ちょうど2年になる日でもあります。

 

オウム真理教の幹部の死刑では、その事実の他に、たとえば彼らが引き起こした事件のあらましが記され、それぞれの死刑囚のプロフィールが記載され、被害を受けた方の思いを載せ、さらには死刑を命じた法務大臣が何人死刑にしたかを報じています。

 

建て替え工事が始まった、相模原の知的障害者施設の前には献花台が設置され、関係者の、

《事件の風化を防ぐ》

という気持ちが報じられていました。

 

世の中には、消費される報道と、消費してはならない報道があると思います。

消費される報道は、読み手に考える何かを与えない報道で、本日のこの二つの報道は、消費してなならない報道ではないかと思います。

 

もちろん、それは読み手の人間としての資質を問う報道でもあるかと思います……

 

「それで、キミはこの二つの報道について何を考えたんや?」

 

と、アタクシに問われましても困りますが……