脱獄の発想

弁護士と接見後、接見者との間を隔てるアクリル板をこじ開けて面会室から容疑者が逃走したと報じられました。

 

瀬戸内海を渡った脱獄犯と合わせて、彼らは、

 

《もしかしたら……》

 

を実践して自分の人生を切り開く術を知っている人間だと思います。

 

そんなことはできるはずはない、という思い込み、先入観、常識なんてものが、新しい発想を妨げる要因であることは皆よく知っているのに、なかなか実践できないのは、

 

《もしかしたら……》

 

という思いつきを実践しないからではないかと思います。

 

瀬戸内海を渡るのも、アクリル板をこじ開けるのも、とにかくやってみるという、これもよく言われます、チャレンジ精神の事例として紹介することができるのではないかとブログに記載いたしますのは、あまりに不謹慎とのお叱りを受けることかとも思います。

 

ただ、企業の発想を鍛える研修なんかで、脱獄シュミレーション、てなことを取り入れるのも面白いように考えるのは、アタクシだけでしょうか……

 

もちろん、脱獄させないシュミレーションも、同時に実施することも、忘れてはいけません。

 

こうしたシュミレーションを考案すると、

 

《もしかしたら……》

 

全国の警察からオファーがあるように思いますが、

 

「キミの場合、いつもそんなことばっかりやって、失敗してるよね」

 

とは、例の友人の言葉でありまして、結局オチも、

 

《もしかしたら……》

 

皆さんが予想された通りでございます……