産經新聞によりますと、合気道の昇段不正合格は、昭和40年代から、
《常態化》
していたそうです。
同じく産經新聞によりますと、中央省庁が雇用する障害者の数の水増しも、
《常態化》
していたそうです。
昨今では、労働基準法に反する残業などが
《常態化》
した企業には、〝ブラック〟の称号が与えられています。
《因果応報》
という言葉は、元来、悪い意味だけではなく、よい意味でも使われていたそうですが、
「《因果応報》とはこのことじゃ。行いを改めなさい」
なんて、悪いことをしてひどい目に遭った人に向かって使われるのが、一般のようです。
「これまでのボランティア活動によって、こうして幸せな毎日が送れている。まさに《因果応報》じゃ」
てな使い方でも構わないように思いますが、悪い意味で用いられることが、
《常態化》
しているようです。
ですから、
「社員による社会へのボランティア活動が《常態化》して会社の評判もよくなった……」
てな表現もありかと思いますが、いかがでございましょう……