〝エコ〟と〝スマート〟

マクドナルドやスカイラーク、スターバックスなど、プラスチック製のストローを廃止することを表明する飲食チェーンが増えているようです。

 

プラスチックに代わって、自然分解する紙製のストローなど、自然環境に害を与えない、新しいストローが登場することになりますが、そのストローは〈エコストロー〉と名付けられて普及するのではないかと思います。

〝エコ商品〟という看板は、いまや売れ筋のネーミングですから……

 

新しい携帯電話を、スマートフォンと名付けたのは、ネーミングによる一つの成功事例にもなるのではないかと思います。

 

〈こざっぱりしてしゃれているさま。身体つきがすらりとしているさま。態度が洗練されているさま〉

 

という意味が、そのまま好印象を与えています。

 

たぶん、スマートフォン以降、スマートレターだとか、スマートウオッチだとか、スマートスピーカーだとか、新しいサービスや新製品に〝スマート〟が冠せられているのではないかと思います。

 

プラスチック製ではない、新しいストローの看板は確かに〈エコ〉かもしれませんが、すでにいろんなところで浸透している〈エコ〉よりも、〈スマートストロー〉、略して〝スマスト〟にするのも面白いように思いますが、いかがでしょうか……

 

え?

(〝スマスト〟やったら、〈スマートストライキ〉と間違う……)

 

それも悪くないように思います……

                                   デンデン