御岳海関の自然体

大相撲九月(秋)場所の番付が発表されました。

先場所、優勝した御嶽海関は東の関脇となって、大関取りに挑むことになりますが、

「自然体でいければいい」

とインタビューに答えたそうです。

 

《自然体》

 

という言葉に、前からちょいと引っかかっております。

 

まさに、御嶽海関のように、何か大きなタイトルを手に入れようとする人がよく使われているように思いますが、この、

 

《自然体》

 

って、どういうことなんでしょうか?

 

御嶽海関は、そのインタビューで、

「自分のペースで、惑わされずに」

ともおっしゃたそうですから、

 

《自然体》=《自分のペース》

 

という解釈で言いように思いますが、ということは、大きなタイトルを手に入れようとするときには、普段の自分のペースで物事が行えないということかとも思います。

 

横綱双葉山関の、物事に動じないという意味の〝木鶏〟とも少し違うように見えますが、

 

[物事に動じることなく、いつもと変わらぬ自分のペースで日常に取り組む]

 

ということではないかと考えることもできるかと思います。

 

てな話を例によって例の友人に語りましたところ、

 

「キミの場合、何事にも動じることなく自然体を貫いているよね。誰に何と言われようとも、いつもゴロゴロしている……」