9月1日に思う。

9月1日は、防災の日です。

毎年、各地で防災意識を高めるためのイベントが行われています。

 

青少年の自殺が集中するのも、新学期が始まる9月1日前後で、近年、8月下旬からその防止を訴える発信が増えているようです。

いっそ、青少年の自殺防止の日、にしてしまうという発想は、あまりに短絡的で軽率かと思いますが、啓発のためにもっと何かする必要はあるように思います。

本当は、9月1日に至る何日も何ヶ月も前から何らかの方策を講じていなければならないはずではすが、それについては、防災の日ほど具体的な方法が伝授されることもなく、訓練も行われてはいません。

 

ただ、防災も、制定された日に何かをしていればいいという発想では、事後、関係各所の対応が問題視される事態を招くことになるようにも思いますし、実際、そうした事例も少なくないかと思います……

 

青少年の自殺防止については、専門家なる方々の御意見が発信され、関係各機関ではそのための研修も行われているようですが、それでも今年もどこかでそうした報道がなされ、また関係各所の対応が問題視されるのでしょうか……

 

そんなことのないように、祈るばかりです。