災害が起こるたびに論じられるのが、
《危機管理》
です。
これには、
⑴災害の予知と備え。
⑵発生時の対処。
⑶発生後の対処。
がポイントになっているように思います。
災害の予知は、気象庁にお任せしなければなりませんが、備えについては各自治体をはじめ、企業や個人でも、災害時に必要な水や食料などの備蓄の他にも、災害時に必要だと考えられる物品を揃えるようになったかと思います。
発生時の対処としては、自衛隊や消防のレスキュー隊などが日頃から訓練をしていますし、自治体や企業、学校などにおいても避難訓練が実施されています。
それでも残念ながら想定外の災害で、想像もしなかった被害が発生いたしますが、問題は、発生後の対処ではないかと、昨今、思っております。
防災ヘリコプターの墜落で亡くなった方の慰霊祭に、意向を聞かれなかった遺族が反発しているという報道がありました。
昔と比べて、鉄道の運転再開が慎重になっているために、学校の授業再開についての判断も遅れがちになっているようで、混乱する場面もあるようです。
そんなことを思いつくままに述べながら、自分の〝危機管理〟ができていないことを、ツッコミを入れられるまえに白状しておきます……