《私も小説家になれますか?》
というキャッチフレーズに魅かれて、『公募ガイド10月号』を買ってしまいました……
〈公募ガイド流「小説家になる方法」〉
てな特集で、
『全体を設計しよう』
『絵が浮かぶ場面を書こう』
『物語の視点を定めよう』
なんてセオリー通りの項目もありますが、書き上がらない理由や選考経過、推敲の技術まで取り上げているところは、これまでとは一味も二味も違うように思いました。
ただ、アタクシにしてみれば、とっくに知っていることばっかりで、特に目新しい項目はありませんでした……
え?
(そしたら、これまでなんで受賞でけへんねや!)
と言われますと、
「知ってることとできるということは違うんや!」
と嘯くより他にありません……
もう一つ、この手の指南書の多くが見落としてることがあります。
それが、字数稼ぎでございます。
当初の予定では規定の枚数に達するはずが、ゴールが見えてきた段階で、ちょっと字数が足りないかもと、思ってしまって……
これ、アタクシだけなんでしょうか……