昨日発売された、日本維新の会を創始した前大阪市長、橋下徹氏の著書『政権奪取論 強い野党の創り方』(朝日新書)の中で、
「日本維新の会は失敗だった」
と記されているそうです。
いくつか理由も述べられているようですが、集約すると、
「あんさんが辞めてしもたからやおまへんか……」
てな感想を持ったのは、アタクシだけでございましょうか……
《失敗は成功の母》
を筆頭に、失敗についての格言は多々ありますが、他者が関わることで、
《失敗だった》
と述べるのは、いかがなものかと思います。
先日、あるお母さんが、
「子育て、失敗した」
と、お子さんに向かっておっしゃったとお話しされているのを耳にいたしまして、言われた子どもの気持ちを考えてしまいました……
橋下徹氏の、
「日本維新の会は失敗だった」
についてコメントを求められた維新の会に所属するある議員は、
「政治に批判はつきもの。萎縮することなくやっていきたい」
と答えたそうです。
「こら、あかんわ……」
と思いながら、失敗だったと言われた子どもには、
「萎縮することなくやっていってもらいたい」
と願っております。