今朝の、NHK『インタビューここから』のゲストは、女優の草笛光子さんでした。
死のうと思われたこともあって、でも、そのときに喜劇的なことを想像されて、死ななかったそうです。
人生が喜劇になる、自分で喜劇にする、という主旨のことをのべられました。
年をとって眼が見えなくなり、耳が遠くなるのは、神様が先にそれらを持っていかれてしまうから……
という言葉にも胸をつかれるように思いました。
目標は、いい女優になることで、
《夕日は最後にもっとも輝く》
という言葉を、最後に述べられていました。
タイプは違うように見えて、最後にもっとも輝いている、という点では、樹木希林さんも同じではないかとも思いました。
昨日、引退された安室奈美恵さんも、ラストコンサートで一番の輝きを放たれたように見えますが、この先も、形はどうあれ、まだまだ輝きを増していかれるように思います。
でも、ラストシーンで夕日のように輝くのは、女性ばかりではないかと思います。
男の夕日があまり美しくないのは、何かにしがみつくかのごとく、ぼろぼろになるまでやり続ける…… てな美学があるからではないか、なんてことも、今朝は思ってしまいました……
もちろん、他人事ではありません……