伝楽亭における昨夜の、神田陽子先生の講談会で演じました『悪魔に魂を売った男・ロバートジョンソン』は、やっぱり途中で忘れながらも、最後までやりきることができました……
神田陽子先生からは、
「悪魔が生き生きしていた」
とお褒めの言葉をいただきました……
確かに、自分でも悪魔が気に入って演じておりましたが、主人公のロバートジョンソンよりもインパクトがあって、馴染みのお客様から、
「あんた、ほんまは悪魔みたいな人間やったんやな」
なんてことまで言われてしまいすと、それはそれで当方といたしましても、複雑な心境になってしまうわけで……
応募しておりました朝日時代小説大賞の結果が発表されました。
すでに御報告の通り、アタクシは2次予選通過でおしまいでしたが、朝日時代小説大賞も今回でおしまい(休止)になるそうです。
ちょっと残念ですが、芥川龍之介先生の『煙草と悪魔』のように、大人の悪魔時代小説を次は書いて別のどこかに応募してみようかとも、こっそり考えております。
小説は、まったく自分の中にないものを題材にするよりも、自分の中にあるものをネタにするしかないようにも思います……