並走する新幹線とSLから見えるオリジナリティの方法論

秋田新幹線とSLが並走するシーンが、鉄道ファンを熱くしているそうです。

 

古いものと新しいものを並べるという発想は、できそうでなかなかできないのではないかと思いますが、それがこの秋田新幹線で実現したというのは、苦肉の策で在来線に新幹線を走らせたからではないかと思います。

 

悪魔に魂を売ったとされるアメリカのブルースミュージシャンの曲を、津軽三味線の第一人者、上妻さんが演奏されているそうです。

 

音楽に限らず、美術でも小説でも、独創性が求められる点に変わりはありません。

オリジナリティをどこに見出すために、古いものと新しいものを組み合わせる、異世界にあったものを組み合わせる、という方法があるかと思います。

 

まったく何もないところから、独創は生まれない、とはよく言われますが、何と何を組み合わせるのか、自分の持っている何にどんな異物を加えるか、という課題は、案外難しいのではないかと思います。

かりにそれができたとしても、果たして世の中に受け入れられるかどうかというところがまた難しいところになるかと思いますが、そんなことを考えなければ、いくらでも独創的なアタクシなんですが……

 

え?

(それはオリジナリティでも独創でもない独りよがりや!)