チョコフレークがなくなる社会

森永製菓のヒット商品『チョコフレーク』が来年、6月にも生産中止になるそうです。

スマートフォンを片手に食すると、

「手がべたつく」

てなことが、売れなくなった要因の一つになっているようです。

 

このスマートフォンという代物は、多様な機能を備え始めた携帯電話の頃から、世の中から新聞書籍などの活字離れを起こし、テレビから人びとを遠ざけ、人間関係すらおかしくしてしまっているように思います。

 

これにビッグデータをバックにAIの力が加われば、世界はどうなるのでしょうか……

 

過日、知人が、

「AIが支配する共産主義になれば、みんなたいして働かずに安心して暮らせるようになるかもしれない」

なんてことを話していました。

 

確かに、長きにわたって人類が夢見てきた安心、安全、安定という平和な社会が実現するかもしれませんが、

「それって、面白くないかも……」

なんてことを、アタクシ、密かに思ってしまっております。

 

平和な世の中を望んでいないわけではありませんが、たとえばAIがビッグデータから弾き出したお菓子を、チョコフレークの替わりに配給され、恋愛相手も結婚相手も相性の善し悪しを判断されて決められ、すべてスマートフォンを通して情報や娯楽を与えられる生活は、おそらく人間を退化させる平和でしかないように思います。

 

そんなAIの支配する世の中になってしまいますと、アタクシは困ります。

拙ブログなんか、真っ先に消滅の憂き目をみることになります……

 

え?

(AIだけやない。皆、そう思てる!)