女性をほめる。

先日、

「嫁さんの服をほめたら、怒られました……」

という話を耳にいたしました。

 

女性をほめるときには、細心の注意が必要です。

特に、普段そんなところを見ていない男が、そのとき、気がついた髪型や服装をほめると、

「今頃、気ぃついたんか!」

と逆に反感を買ってしまうことがありますから、アタクシは、女性のファッションには触れないようにしています。

 

マチュアの女性落語家には、高座を終えた直後なんかに、

「登場人物の誰それがよかった」

「ここがよかった」

など、具体的にほめます。

 

これは、男性でも同じです。

もし、アタクシが皆さんからほめ上手だと思われているとしたら、何でもほめりゃあええやろ、てな発想ではなく、自分の不得意なところには触れないで、ここぞというポイントを、今しかないないというタイミングで、より具体的にほめるように心がけているからだと思います。

 

なにより、

《女性の皆さんのおかげでアタクシは生きていられるんだ!》

という気持ちを持って、

《うかつにほめない》

ということを、アタクシの第一信条にしておりますので、ほめてもうまくいかないというお方には、この気持ちと箴言座右の銘として女性をほめていただければよいように思います。

 

そんな話を例によって例の友人に話しましたところ、

「キミの場合、その割にもててないよね……」