横綱稀勢の里関に御仏の言葉を……

横綱稀勢の里関が、初日から4連敗となりました。

 

昨日、3連敗となって、休場か、てな報道があり、引退てな文字も見えたようです。

 

場所前の評判も悪くなく、白鳳関、鶴竜関、二横綱も休場となって、これは優勝のチャンスかと思いきや、蓋を開けてびっくり4連敗となれば、あとは背水の陣を敷いて強行出場出場、11連勝ぐらいして見せるか、それとも恥を忍んで休場、臥薪嘗胆、忍辱(堪え忍んで動じない)に徹するか、あるいはあっさり引退するかというところかと考えるのは、どなたも同じかと思います。

どうせなら、横綱の連敗記録を塗り替えて、後世に汚名を残すというのも、この際、ありか、てな無責任な暴論にご賛同はいただけませんでしょうが、それも覚悟で再起を目指してほしいと、アタクシ、願っております。

 

え?

(自分やったら、どないすんねん?)

 

などと考え出したら、日常生活もやっていけません。

アタクシ、物事に執着しないことを人生の基本的な態度と、最近は心得ております。

 

〈忍辱〉が、仏教から出た言葉なら、〈執着心を捨てる〉、という態度も御仏の教えの一つでであります。

 

さて、横綱はどういう選択をされるのでしょうか……