RIZAPの夜と雨

《明けない夜はない》

《止まない雨はない》

といった言葉は、どん底にあって希望を失っている人を励ます言葉の一つで、ものごとをポジティブに考えようとする言葉の代表と言えるかと思います。

 

M&A(合併・吸収)で、この2年間に60社以上を傘下に収めたRIZAPの、2019年3月期の連結最終損益が、黒字から一転して70億円の赤字になる見込みという報道がありました。

 

M&Aは、企業を急成長させることもできますが、傘下に収めた企業の赤字を黒字に転換できなければ、合併した甲斐がないどころか、本体の経営すら危うくします。

実際、RIZEPの株は売られて株価はストップ安になりました。

 

企業はもちろん、人生においても、羽振りのよかった人が尾羽打ち枯らした姿をさらすてなことも珍しくありません。

 

《沈まない太陽はない》

《雨は必ず降る》

 

なんてことと組み合わせて、

《明けない夜はないけれど沈まない太陽はない》

《止まない雨はないけれど、雨はいずれ降ってくる》

てな言葉を格言に……

 

え?

(当たり前すぎて格言にはならん!)

 

でも、〈犬が西向きゃ尾は東〉って、当たり前の……

 

ボカ! ガス! ドン!