評価されることと人に愛されること

先日、拙ブログに載せました、日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン容疑者の、

〈成功は実績によってしか評価されない〉

という言葉が、世の中を渡っていく上で絶対的である、あるいは幸福な人生を送ることを約束してくれる、というものではありません。

 

確かに、ビジネスにおいては実績がモノを言ます。

それは、アタクシも目にしております。

ある幹部が、社内での自分の勢力を拡大するために、部下を実績の上げやすいように配置転換して引き上げておりました。

 

実績を上げてトップに立った人の中には、自分の過ちに気がついても謝罪しない人がいます。

 

先日、さる忘年会の席で、

「たとえどんな実績を上げても、人に愛されるキャラでないとやっていけないよね〜」

「そだね〜」

てな会話が、女性の間で交わされていました。

 

ゴーン容疑者の言葉は、男社会が築いた物差しでしかなく、結果として、愛されなかったからこんなことになってしまったのかなぁ…… などと思いました。

 

もちろん、実績の上げられないアタクシは、最初から、人に愛されることに重点を置いて日々を生きておりますが、これがなかなかうまくまいりませんところから考えますと、やっぱり世の中は実績を上げて評価されるとともに、人に愛される人間でないといけないんだなぁ……

 

え?

(人に愛されようとする、その根性が間違うてる!)

失礼しました。