数日前に報じられた某大学の医学部における不公平入試の、
「女子の方がコミュニケーション能力が高い」
という理由説明が波紋を広げています。
大方は、
「無意識の偏見だ!」
てな専門家の言葉であるとか、
「なんで女子の方がコミュニケーション能力が高いなんて言えるんや!」
てな客観性について指摘するコメントとか、
「そんなもん、男女差やのうて、個人差やないんかい!」
とか、いずれも批判的な論評のようです。
問題になった当初は、
「女性医師が結婚や出産で退職した場合、医師が不足するから……」
だったように思いますが、ここにきて、実はうちも同じ理由でやってましてん、てなことも言えず、そうかと言うて、あとから不公平入試が暴かれでもしたらそっちの方がダメージが大きいてな計算もあって、そしたら、ちょっと理由を考えなあかんな、それには女性の方が男より能力が高い、てなことにしといたら、世の中の女性は喜ぶんやないか、なんて浅知恵から捻り出された理由やないかと、アタクシ、個人的に推量しておりますが、どんなもんでっしゃろ……
確かに客観的な検証は必要でしょうが、ほんとうに女性の方がコミュニケーション能力が高いなら、むしろその方が医師としての重要な資質を備えていることになるようにも思います。
アタクシも、個人的には女性の方が男性よりコミュニケーション能力は高いと思っておりますが、残念ながら、男性社会で培われた話法しか知らないおっさん連中には、ほんとうの意味で女性のコミュニケーション能力の高さはわからないのではないかと思います。
それはさておき、医学部の不公平入試の言い訳として、次は何が出て来るのか、ちょいと楽しみにしております。
え?
(いつもとオチが違う!)
申し訳ありません。
女性のコミュニケーション能力の高さはわかっているのに、アタクシ、女心がわからず苦労しております……