落語会で酔っ払いがうるさかったら……

過日、某落語会に参りましたおり、

「携帯電話の電源は切ってください」

という、客席に向けてののっけの演者の言葉があってしばらくして、携帯電話の呼び出し音が下座から聞こえてきて、あとででてきた演者が、

「携帯電話の電源を切ってなかったのは、わたくしでございました……」

なんてのご愛嬌でございましたが、開演前からどこぞで聞こし召してお出でになったお客が、演者に話しかけたり、相槌を打ったりしておりましたのには、さすがにいかがなものかと思いまして、アタクシ、

「すみません。もう少し静かにお聞きくださると、アタクシども、たいそう助かります」

と申し上げてしまいました……

 

以前、アタシが音頭を取って開催いたしました落語会で、同じように酔っぱらって高座に話しかけるなどされたお客に苛立った知人が、途中で帰ってしまった、ということがございましたので、ちょういと我慢の足りない行いに及んでしまいました……

 

まあ、演者と客のすべてを否定するつもりはございませんし、立川談志師匠が、いびきをかいて寝ている客を起こした、なんてエピソードもあるようですが、さてさて、どないなもんでございましょうか……

 

え?

あ、はい、もちろん、アタクシのブログに大声でツッコミ入れてくださる分には問題はございません。