虚偽の110番通報から見える男の心

昨年10月、

「財布をなくして妻と喧嘩になるのが嫌だった」

という理由で、原付バイクに乗った2人組にバッグを引ったくられたと虚偽の110番通報をした38歳の会社員が書類創建されたと、YOMIURI ON LINEが報じていました。

 

同じく、ホテルに呼んだ女性ともめて、荷物を残したまま部屋を出て、

「内縁の妻に説明できないので、盗まれたことにした」

と交番に届けた47歳の男が、不起訴になったということも、合わせて報じていました。

 

まったく、昨今の男はどうしてこんなに女性の顔色をうかがって嘘をつくようになったんだと思いきや、訪れた僧侶の法話に心を動かされた男が勝手に剃髪したところ、妻の怒りをかったために、僧侶にそそのかされて髪を落としたと嘘をつく、『呂蓮』という狂言がございます。

 

日本男児には、家庭で偉そうにしているというイメージがありますが、実は嫁さんの機嫌を損ねるとまずいという心情が根底にあって、それで嘘をついてその場を凌ごうという浅薄な策を弄するようです。

 

え?

(オマエにも心当たりがあるやろ!)

残念ながら、嘘をついてその場を凌ごうなんて思わせてくれる女性はおりません。

ハイ!