組織の犠牲にならないための鉄則『組織を信用してはいけない!』

捜査情報を漏洩して懲戒処分を受けた愛知県警の男性巡査部長が、情報漏洩は相手を捜査協力者にするために、上司と相談しながら接触したのに、処分を受けて上司から辞表の提出を求まられたことについて、

「組織を守るために犠牲になり、納得がいかない」

と記者会見で語り、県人事委員会に審査請求したことを明らかにしたという報道がありました。

 

「組織を守るために……」

という言葉は、ドラマの中ではよく耳にしますが、現実に耳にすることは稀ではないかと思います。

 

正規雇用正規雇用に関わらず、組織と関わりを持つなら、

 

《組織を信用するな》

 

は、鉄則です。

 

どんな人間でも、組織に入ってしまうと、たとえ友人であっても組織における保身に走って裏切ります……

と言うと、少々言い過ぎかもしれませんが、それくらいの心構えで己が所属する組織を見ておかなければいけません。

 

これを例によって例の友人に語りましたら、

「普段、『〜ちゃうかと思いまんねんけれどどないなもんですよろな〜』てな物言いをするキミが、こうも断言するとは、よっぽど組織に裏切られてきたんやなぁ……」