日産自動車のカルロス・ゴーンもと会長が、勾留先の東京拘置所で日本経済新聞のインタビューに応じたそうです。
それによりますと、
「日産自動車によるゴーン被告の不正調査とフランスルノーの経営統合に反対していた一部関係者が関連していたと思うか?」
という質問に、
「疑いようがない。策略であり、反逆である」
と答え、
「(私がやってきたことは)独裁ではなく、強いリーダーシップだ」
と、ゴーン被告は語ったそうです。
ビジネス社会で、〝強いリーダーシップ〟が求められていることは論を待ちません。
ただ、経営トップの〝独裁〟による企業もあるのではないでしょうか。
創業者とその後継者である娘の対立が表面化してえらいことになった某家具屋は、創業者が〝独裁〟していた、という例のようにも思われますが、どうでしょうか。
どこからどこまでが〝強いリーダーシップ〟で、どこからどこまでが〝独裁〟か、という判定基準は難しいかもしれませんが、もしそれが本当に〝強いリーダーシップ〟なら、策略や反逆といった物騒な単語が飛び交うことはないように思いますが、どないなもんでしゃっろ……
それとも、捕まる前は〝強いリーダーシップ〟で、捕まったら〝独裁〟やった、なんてことなんでございましょうか……
ボカ! ドス! ゴーン!