競泳女子の池江璃花子選手が、自身のツイッターなどで、白血病と診断されたことを公表しました。
「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。〜中略〜治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるように頑張っていきたいと思います」
という、ツイッターに記されたコメントは、18歳とは思えないほどしっかりしたものだと思います。
検査に付き添った、日本水泳連盟の上野副会長におりますと、
「(相当ショックだったと思うが、)1時間もしないうちに前向きな発言が出た」
そうです。
日本水泳女子の記録を次々と塗り替え、これからまだまだ伸びるであろう期待の池江選手に、好事魔多し、という言葉を使っては失礼かとは思いながら、それでも短時間で状況を受け入れて次にどうするかを判断して実行できるところは、見習うべき点かと思います。
とはいえ、そんなときに限って、
「そやからあんだ言うたでしょ!」
「あんた、これからどないするつもりやねん!」
などと周囲からさんざん言われて、さらにどうしていいか自分で決断できないという方も、世の中には少なくないようにも思います。
「あんたと池江選手とは違うんやで」
とか、
「あんたも池江選手を見習うて、どないするかはよ決め!」
とか言われると、余計に冷静に考えて自身で決断できなくなるケースも多いのではないかと、最近耳にした親子の話を思い出してしながら、拙ブログを記しております……
池江璃花子選手の1日も早い治癒を願っております。