『いだてん』から……

今年のNHKの大河ドラマ『いだてん』の使用率が、早くも10%を切ったそうです。

 

アタクシ、実はまったく見ておりませんが、知り合いは、

「面白い」

とおっしゃっりながら、これまでの大河ドラマと違って、時系列がややこしいせいではないかと、などと分析するとともに、近代史を大河ドラマにすることへの違和感も要因の一つではないかと述べていました。

 

今年、新たに年号が変わるということは、単なる記号を変換するという範士ではなく、時代の節目を表すことであるという認識を、多くの人が持っているのではないかと思います。

となると、時代劇、歴史劇も、昭和や平成も題材になるということかと思います。

別に、NHKの大河ドラマで昭和や平成を扱ってはいけない、なんてきまりもありませんから、その意味でも、今回の『いだてん』はよろしいのではないかと思いながら、それでも重要な点は、殺陣、もっと言うなら、人斬り包丁でチャンチャンバラバラがあるかどうか、良質なアクションの有無、というところではないかと思います。

 

ただ、殺陣、劍技、アクションだけで言うなら、格段にそのレベルは上がっていると思いますが、時代考証がそれについてきていない、という面もあるように思います。

 

時代劇愛好家として、ちょっと書いてみました……