本日、伝楽亭で開催された『第十回玄関小粋二人会』に、遅刻しながらもまいりました。
十回記念として、都若師がゲストでお出でになるという会は、実力者ぞろいで笑わせてもらいました。
「第二回の二人会では、お客様がいらっしゃらず、稽古会になった……」
などと思い出話も披露されて、
「やっぱり何でも続けていくことが大切ですね」
と、この会をオーナーとしてずっと支えてこられた留五郎さんが、おっしゃっていました。
伝楽亭も今年で十周年を迎えます。
痛風亭らくだ師が、自分のために拵えた伝楽亭も、落語会を開いてもお客様は一人もいらっしゃらず…… ということは珍しくなく、それがいまや関西のアマチュア落語家のメッカのように、多くの人を集めていることも、留五郎さんの言葉の裏付けになっています。
そんな話を例によって例の友人に話しましたら、
「ただ続ければいいというのではなく、たとえば落語会なら、それだけの実力者が続けていたからこそであり、伝楽亭もらくだ師、かかし師の人徳が多くの人を引きつけたんでしょう」
それは、つまり、アタクシのブログへの当てつけといいことでしょうか……