アメリカのトランプさんとと北朝鮮の金さんの怪談は、何ら合意することなく、成果のない会談というのが、一般的な評価のようですが、実は、
〈成果のない成果〉
と言えるのが、ベトナムで行われた今回の米朝会談ではないかと思います。
米朝会談後のあっちゃこっちゃのメデイアを覗いてみますと、楽観ムードだった北朝鮮の金さんは非常にショックを受けているだの、それで国内でクーデターが起こるのを防ぐために粛正に走るのではないかだの、過激な見出しも目に着きます。
一方、アメリカは、米韓共同演習の規模を縮小すると発表し、トランプさんは、北朝鮮への配慮を見せていますが、このタイミングから考えますと、きっと今回の米朝会談の前から、成果のない怪談も演習の縮小も、シナリオ通りだったのではないかと思われます。
ほんでもってあわよくば北朝鮮の内部崩壊を狙っているのではないかと思います。
そうなると、韓国の文さんの、また仲介しまっせ宣言も、なんだか間抜けに見えるのも、もしかしたらトランプさんがついでに韓国の文さんもピエロにしたろか、てな思惑があったのかもしれません。
今日、安倍首相が、北朝鮮と直接交渉して拉致問題を解決したいと表明されたのも、シナリオの一環のようにも思います。
〈成果がなかったように見せて、見えない成果を狙う〉
もしそうなら、今回の会談は、米朝怪談になって、桂米朝師が出てきて……
ぼか! どす! ごん!