流行語大賞にノミネートされるかもしれない件

昨日のマクドナルドの件の続きです。

 

他にも、

『あの子を縛ったら恋になった件』(作・久嘉めいらさん 小学館

や、

『先輩が忍者だった件』(クサダさん 白泉社

など、枚挙に暇がないほど、世の中にいろんな〝件〟が出回っています。

 

元々は、

「例の件、どうなりましたかね?」

「部長の件、どうなりますかね?」

なんて具合いに、周囲に聞かれてもわからないような話題を、ひそひそと話す場合に用いられていたように思います。

それが、これだけ説明しておいて、最後に件をつけるというのは、本来の使用法に反していると同時に、

「ああ、この手があったか!」

と、アタクシ、実は密かに口惜しく思っております。

 

ということで、これだけあちこちで使われているのなら、当然、年末の『新語・流行語大賞』にノミネートされてもいいように思いますが、その場合、《件》だけがノミネートされるのでしょうか……

流行語大賞にノミネートされるかもしれない件が、気になっております。