『お好み寄席 春の園遊会』レポート

昨日、伝楽亭にて、『お好み寄席 春の園遊会』が催されました。

 

アタクシは途中から入りまして、かかし師と美猫嬢を見逃してしまいましたが、御贔屓の留五郎師が、拙ブログに記載されることを至極楽しみにしているとしきりにおっしゃって、アタクシ、うれしいようなプレッシャーを感じながら、これを書いております。

 

みたらし嬢の『たけのこ』は、古典にも載っているかに思われる小噺で、みたらし嬢のアブラの乗った語り口で、うまく料理されておりました。

小なん師の『竹の水仙』は、かの左甚五郎の名人譚を名人が語ればこうなりまっせ、という感じで、よろしゅうございました。

 

まとばっくす師の『ぜんざい公社』は、ネタもさることながら、

「やっぱりイケメンって、徳や。神様は不公平だ」

と思ってしまいました。

 

無眠師の『鶴満寺』は、アタクシ、初めて聞かせてもらいまして、これも名人の語り口を堪能いたしましたが、いちばんよかったのは、最初に、

「無眠と書いて、ピエール瀧と読みます」

という自己紹介でございました……

 

例のよって打ち上げも盛り上がりまして、御贔屓のすー様より、

「女性に対して丁寧に〝どうぞ、お二階へ〟などと言うのに、お三階とかお四階とか言わないのはどうして?」

とチコちゃんのように質問されました。

「それはね、昔の女性は三階には行けなかったんですよ」

「どうしてですか?」

「昔から、〈女に三界なし〉って言いますから……」

 

ばっち〜ん!

 

本日は『城北迷人会』が伝楽亭で開かれます。

 

お代を払ってコーヒーを飲むだけにしようかと思っておりましたら、お題をもらって三題噺を……

 

ぼか! どす! ごん!