第1回平成最後のスイーツ寄席

昨日、大阪千林の伝楽亭にて、第1回のスイーツ寄席が開かれました。

甘い食べ物、お菓子にちなんだ高座名を持つ女性、みたらし嬢、果恋嬢、巴笛(パフェ)嬢が、高座でお菓子にまつわる落語を披露するという、なんとも甘い落語会で、二十名ほどのお客さんを堪能させてくれました。

 

落語もさることながら、打ち上げもこれまでとは違う趣向で、ケーキお菓子を並べてコーヒー紅茶をいただきながら、

「そんなおかしみたいな高座名の噺家がいなくて……」

なんて苦労話から、

「第2回もやろうね。でも、平成の間にはちょっと……」

なんて、もう定例化する話にもなって、パフェ嬢の、落語をされる旦那さんとお嬢さんもお越しになっていましたから、

「じゃあ、親子会なんてどう?」

「それなら、今までなかった、家族みんなが高座に上がる、ファミリー落語会ってどう?」

「ああ、何とか一家って感じで……」

「それって、(人差し指で頬に斜めに線を引きながら)ヤバいかも……」

 

パフェ嬢が、

「でも、覚えるのもお稽古も大変で……」

とおっしゃいましたので、

「三題噺なら、覚えなくてもいいし、お稽古もしませんよ」

と申し上げましたら、とても興味を持たれてようで、五月六日に『三題噺の会』があることをお知らせして、

「まだ、この『三題噺の会』で、女性が三題噺をされた方はいらっしゃらないんですよ。美人枠がまだ残っているんですよ」

と、お伝えいたしました……

 

今までとは違う落語会が、次々に生まれる伝楽亭でございます。