〈忖度する〉〈空気を読む〉〈自由に想像する〉

国土交通省塚田一郎副大臣の、安倍首相に

〈忖度〉

したという発言が問題(話題)になっています。

ただ、その〈忖度〉は誤った〈忖度〉だったかもしれません。

 

〈空気を読む〉

ということについて、以前、そんな必要はない、と拙ブログで述べたかと思います。

 

〈忖度する〉

〈空気を読む〉

てなことを言い換えると、

〈人の顔色をうかがう〉

ということではないかと思います。

 

ただ、

〈忖度する〉

〈空気を読む〉

には、

〈想像する〉

力が欠かせないのではないかと思いますが、実はそうすると、

〈自由に想像する〉

ことが制約されるのではないかと思います。

いえ、

〈忖度〉

〈空気を読む〉

ために

〈想像する〉

と、

〈自由に想像する〉

力を奪ってしまう、つまり、〈忖度〉する人間、〈空気を読む〉人間ほど、自ら〝自由〟を放棄しているのではないかとも思います。

 

となると、

「忖度しました……」

てなことを自ら口する人は、

「私には自由に想像する力がありません」

と告白しているようなもので、国土交通省副大臣には、

〈忖度〉

したことを口にしたらどういう状況になるのか、

〈想像する〉

ことができなかったのではないかと思います。

 

〈忖度〉

〈空気を読む〉

〈自由に想像する〉

いずれもできないアタクシが言うのもなんでございますが……