テレビ局に欠けているのは〝配慮〟か〝想像力〟か?

10日に放送された『かんさい情報ネット・ten』で一般人に性別を確認した問題に突いて読売テレビは、昨日、担当プロデューサーがチェックしていたけれど放送に至った経緯を明らかにした上で謝罪したそうです。

読売テレビの山川解説委員が、

「差別を助長することになるかもしれないことへの配慮が大きく欠如していた」

と頭を下げたそうですが、

《欠如しているのは、〝配慮〟ではなく、やっぱり〝想像力〟ではないか》

と思います。

 

報道番組のコーナー企画を見ることはあまりありませんが、これって、バラエティー番組の発想じゃないの、なんて思いながら、ウケるための発想力はあっても、それによって誰にどんな影響があるのか、という想像力が、政治家と同等かそれ以上にマスメディアにも欠落しているようにも思いました。

 

〝ハラスメント〟という言葉が一向になくならないのも、それだけ想像力が欠如している御仁が多いということかとも思います。

 

ということで、想像力をつけるセミナーを始めると……

 

え?

(想像力のない日本人が想像力を養うセミナーを考えられるのか?)

って、そう来ましたか……