昨日、元町プチシアター(神戸元町賑わい座)で上演された、劇団四紀会第161回公演『夕日は彼方を真っ赤に染めて……』を観にまいりました。
パンフレットには、構成案第一稿を仕上げると、
「第三場が唐突すぎて、前二つの場とまったくつながらなくて、リアルではない」
と言われたと、演出の岸本氏の文章があり、稽古が、
「その人物のプロフィール作りから始まり、性格等を考えていく」
「台詞をつくるというのは、その生きている人物が、言葉を喋るということです」
という、女優、香西桃代さんの言葉があって、予定調和の脚本ありきという通常の芝居とは違う作品であることが察せられて、興味深く拝見しました。
ここでネタを明かすわけにはまいりませんが、
「第一場、第二場で観客に投げつけた現代社会の問題を、第三場でそうするか!」
「そんな展開もアリか!」
てな感想をアンケートに記したぐらい、マンネリ化したアタクシの頭には、とてもよい刺激になりました。
今日は、13時、17時に二回、明日は、11時、15時に二回上演されます。
お楽しみいただけるかと思います。
ちなみに、本日14時から伝楽亭で『城北勉強会』が開催されます。
アタクシもいつものように三題噺で高座を務めますので、よろしければこちらにも……
え?
(元町プチシアターに行く!)
失礼しました……