昨日、伝楽亭で開かれた『城北迷人会勉強会』に、アタクシ、あいも変わらず三題噺で出ました。
いただきましたお題は、
〈六甲おろし〉〈としご〉〈母の日〉
でした。
〈母の日〉に臨終を迎えようする母親の病院に駆けつけた弟が、看病していた嫁さんに、昔、〈母の日〉に甲子園球場でファンが〈六甲おろし〉を合唱する中、父親が母親にプロポーズしたことを話して、せめて阪神が勝ってファンが合唱する〈六甲おろし〉を聞かせたいと言います。
そこへ、飲んだくれの親父に苦労しながら育てられた〈としご〉の兄が酔っぱらってやってきて、他の病人の迷惑も顧みず、〈六甲おろし〉をかけ、弟に注意されると、飯を食いにいくと言い出します。
弟・〈母の日〉におかんだ死にかけてるのに、よう、飯、食いにいけるな。おかん、大
事やないんか!
兄・大事屋から飯、食いにいくんや。
弟・どういうことや?
兄・まま(ママ)が大事や。
デンデン
下手な人情噺になってしまいました……