映画監督の降旗康男さんが、20日、84歳でお亡くなりになりました。
浅田次郎先生の『鉄道員(ぽっぽや)』をはじめ『居酒屋兆治』『夜叉』『駅』『網走番外地シリーズ』など、高倉健さんの主演映画を数多く撮られていますが、アタクシ、個人的には『冬の華』がいちばん気にいっております。
当時の池上季実子さんにもめろめろでしたが、やっぱり高倉健さんにしびれておりました。
その他、台詞が全くないのに存在感のあった小林稔侍さん演じる板前さんも、印象に残っておりますし、小池朝雄さん、峰岸徹さん、小林亞星さん、池辺良さん、たまりませんでした……
女性にもてる男性の一つの型が高倉健さんだとわかっていながら、さんまさんの路線で女性にもてようと、あさはかな考えで現在このようなことになっております……
高倉健さんの魅力を存分にスクリーンに描きだされた降旗康男監督も、高倉健さん以上にいい男だったのではないかと思います。
そうと知っていたら、降旗康男監督路線で女性に……
ぼか! どん! ごん!
これからしばらく、追悼番組が組まれて、『鉄道員』をはじめいくつか作品が放送されるかと思いますが、ぜひとも『冬の華』を見たいと思っております。
降旗康男監督の御冥福を心よりお祈りしております。