AI原則・アタクシの場合……

茨城県で開かれたG20の会合は、世界で活用が広がるAI(人工知能)について、人の仕事を奪わないように、またデータの偏りによる倫理的な問題が起きないように適切に利用することを定めた、

〈AI原則〉

に同意したそうです。

 

人間中心のAIの考え方を盛り込んだAI原則にG20が合意したことを意義深いことと称賛する向きもあるようですが、

「今頃何を言うてまんねん!」

てなツッコミを入れたくなりながら、

「これって、実はごっつい矛盾を抱え込むことになることを、皆さん承知されていらっしゃいますよね……」

なんてことも言いたくなります。

 

この人手不足を解消する手段としてAIがありますが、人手が余って仕事を求める人が増えたら、AIの仕事を人間の手に返してくれるのでしょうか……

 

場合によっては、人の夢まで奪ってしまうのではないかと思います。

たとえば、電車の運転士になりたい、バスの運転手になりい、てな人の夢は、AIによる自動運転のために、かなえられなくなるのではないでしょうか……

 

こんな話を例によって例の友人に話しましたら、

「キミの場合、AIにとって代わられるほどの能力も夢もないんだから、力説すればするほど空しくなるよね……」