エスカレーターを誰もが安心して遣うことができるように、一列に二人ずつ立ち止まって利用するように呼びかけるキャンペーンを、仙台市が始めたそうで、仙台駅のエスカレーターの前で、係員が呼びかけのプラカードを持って立ったそうです。
関西のデパートにも、
『エスカレーター上を歩かないでください』
という表示が見られるようになりました。
まあ、そんなに急いでデパートを訪れる方は少ないでしょうし、エレベーターも使えますから、それも可能でしょうけれど、駅のエスカレーターとなると、どうでしょう……
急ぐ人のためにエスカレーターの片方を空ける習慣がないところもあるようで、そんなところは問題ないと思いますが、習慣化してそれがマナーだと思っている方の意識と習慣を、東京オリンピックまでという短期間で変えるのは、かなり難しいように思います。
単純に呼びかけるだけのキャンペーンではなく、もっと違った視点からアプローチする必要があるように思いますが、さて、具体的にどうしたらいいのかと問われると、
「それをあんたに相談に来たんや……」
やっぱり落語で逃げるんか!