原監督の言葉

プロ野球は前半戦を終えました。

原監督に変わって今シーズンはどうかと思っておりましたジャイアンツは、二位と9・5ゲーム差をつけて首位。

 

原監督は、

「骨組みの完成度は60%」

「(選手)一人一人が個人商店の暖簾を掲げて戦っている感じ」

などと記者に語ったそうです。

 

今年も優勝か、と思わせてくれた広島カープ交流戦以降連敗で監督交替の話も出ているとかいないとか……

矢野監督に変わった阪神タイガースは、それでもよくがんばっているようですが、原監督が阪神の指揮を執っていたら……

てなことを申し上げますと……

ぼか! どす! ごん!

てなことになってしまいそうです……

 

それにしても面白いのは、チームプレーが大切だと一般に思われている野球で、選手一人一人を、

〈個人商店〉

と表するところが、さすがでございます。

 

それにしても、現在、60%の骨組みでぶっちぎりの首位なら、後半戦は骨組みを30%ぐらいに落としてもらわないと面白くない、と感じるのは、広島、阪神ファンだけではないかと思います。

 

アタクシ、アンチ巨人でございますが、物書きお端くれといたしましては、原監督のごとき言語発想は見習いたいころでございます。